届かない青空に手をのばして

自閉症スペクトラムの息子とシングルマザーの日々のこと

青へのこだわり

こだわりの強い息子ですが

一番最初に感じたこだわりの強さは

色に対してでした。

 

クレヨンも折り紙も青

洋服や持ち物も青

習い事で座る椅子も青

お祭りのくじ引きの景品も青

 

青がいいというより

青でないと嫌だ

青でないと拒絶する感じでした。

 

3歳頃から青色へのこだわりが

どんどん強くなっていくのを

感じました。

 

クレヨンや折り紙は

青色ばかり減るので

単色で買っていました。

 

洋服や持ち物は

とにかく青色ばかり揃えました。

 

習い事の時は

青色の椅子に座れないと

隣の部屋から持ってきました。

 

お祭りのくじ引きの景品は

青色が当たったお友達に

交換してもらいました。

 

解決できることばかりではないので

「青だと嬉しいよね。

でも、青でなくても頑張れるよ!

大丈夫だよ!」

と呪文のように

何度も何度も言い聞かせました。

 

今でも青色が一番好きですが

だんだんと青色でなくても

我慢できるようになり

ほっとしています。