届かない青空に手をのばして

自閉症スペクトラムの息子とシングルマザーの日々のこと

集団療育⑥勉強

勉強の時間は、一人ずつ席に座り

個別にプリント学習でした。

隣が気にならないよう

少し間隔を開けていました。

 

先生がそれぞれの子のレベルに

合わせたプリントを用意してくれ

学力を確認するとともに

分からない時に質問できるよう

声に出して言葉で助けを求める

練習をしていました。

 

息子は、家で私と2人きりの勉強よりも

集中して取り組んでいたと思います。

字を書くことが面倒だと

普段はやる気が出ないのですが

自分の名前を書く練習を

黙々と頑張っていました。

 

ただ、少しでも分からない問題に

直面すると

一気にやる気が急降下。

助けを求めるという目標は

達成できていましたが

気持ちの切り替えが

難しいようでした。

 

プリントが終わると

先生に丸つけをしてもらい

筆記用具を片付けたら

本を読んだり、パズルをしたり

好きなことをして待ちます。

最後の子が終わり、しばらくすると

先生が終わりの時間を決めて

ストップウォッチが鳴ったら

終了です。

 

丸つけの順番待ち

筆記用具の片付け

他の子が終わるまで待つ

時間がきたら遊び終了

など、プリントの勉強以外にも

ルールを守ることを学んでいました。