届かない青空に手をのばして

自閉症スペクトラムの息子とシングルマザーの日々のこと

こだわりの強さへの疑問

息子は小学1年生です。

7歳になりましたが

自閉症スペクトラムと診断されるまでを

振り返って綴ります。

 

息子のこだわりの強さに疑問を持ったのは

息子が3歳半くらいの時でした。

 

それまでは、イヤイヤ期かなとか

こういう性格だと思っていて。

 

一人目の子だし

一人っ子だし

他の子とあまり比べることなく

子供ってこんな感じなのかと

思っていました。

 

息子のこだわりが強くて大変な時も

子育てはきっとみんな大変

私がひとり親だから大変

と思い込んでいました。


保育園で他の子の成長ぶりに

驚くことはありましたが

息子を障害があると思うことはなく

性格かと思っていました。


こだわりが強くて

思い通りにいかないと癇癪。

集団は苦手で一人で遊ぶのが好き。

 

だけど、友達はいるし

友達と楽しく遊ぶこともある。

よくお話もするし

コミュニケーションで困ることも

あまりない。

 

大変だけど、こんなものかと

のんびりしていました。

 

しかし、息子が3歳半になったくらいの頃

こだわりの強さが異常ではないかと

疑問を持ち始めました。


ある日、保育園で

私が先生にポツリとつぶやきました。

自閉症ではないかと思ったりもします。」

今思えば、これが始まりだったような

気がします。