届かない青空に手をのばして

自閉症スペクトラムの息子とシングルマザーの日々のこと

集団療育⑪息子の反応

息子の表情や様子が

保育園とは全く違いました。

保育園では自分を出せなくても

集団療育では安心して

過ごせているようでした。

 

騒がしい雰囲気が苦手な息子でも

集団療育の時は大丈夫そうでした。

嫌だと感じることは

少なからずありましたし

輪の中心には入れなさそうでしたが

それでも楽しそうにしていました。

 

5人という少人数だった

息子を攻撃してくる子がいなかった

私がすぐそばで見守っていた

嫌だと感じるようなことがあっても

先生がすぐにフォローしてくれた

そんな環境だったのが大きいと思います。

 

しかし、保育園ではそうもいきません。

保育園よりも集団療育の時の方が

生き生きとしていました。

 

保育園のお友達が

療育センターに行かないのに

どうして自分だけ行くのか

疑問に思っているようでした。

療育センターに行くのはなぜかと聞かれ

小学校への準備だと説明すると

それ以上深くは聞いてきませんでした。

 

それよりも

小学校へ入学したら

この集団療育がなくなり

先生やお友達とも会えなくなってしまう

そんなことを思って不安になっていました。

集団療育はとても楽しいけれど

ひたすら楽しい気持ちだけでは終わらず

不安になってしまう場面もありました。

 

それでも毎回楽しみにしていて

多くのことを学び

ゆっくりではあっても

息子なりに成長出来たと思います。