届かない青空に手をのばして

自閉症スペクトラムの息子とシングルマザーの日々のこと

療育センターへの感謝

あの日、保育園と面談するまで

息子が発達障害だと指摘されるまで

療育センターという名前さえも

知らずにいました。

 

療育センターでは

様々な職種の方が働いていて

様々なプログラムが用意されていて

こんなにも手厚く支援を受けられるのかと

感激した覚えがあります。

 

逆に言えば

息子は支援を受けなければならない立場。

黒い気持ちが

モクモクとわき上がってくる時も

ありました。

 

保育園の対応には距離を感じる。

保育園の他のお母さんや友人達は

私の息子に対する困り事について

うちの子も同じと言うけれど

同じではない。

相談できる旦那さんもいない。

 

孤立していて

心細かった私にとって

専門家の意見が聞けて

息子の特性も理解してもらえる

療育センターという場所は

ほっとできる存在でした。

 

療育センターの皆様には

本当に感謝しています。

 

そんな頼りにしきっていた

療育センターですが

息子が小学生になってからは

一度も行っていません。

 

でも、困ったことがあったら

いつでもまた連絡できる

そう思える場所があるだけで

大きな心の支えとなっています。