届かない青空に手をのばして

自閉症スペクトラムの息子とシングルマザーの日々のこと

集団療育⑫個人面談

集団療育ではなく

先生と母親が一対一で面談を行う月が

年2回ありました。

 

息子は集団療育に行けなくて

残念そうでしたが

私にとっては個人面談も

良い機会でした。

 

臨床心理士の先生との面談が

なくなってしまったので

専門の先生とお話出来るのは

有り難い時間です。

 

普段の生活の様子や

集団療育での様子をお話する他に

息子の特性を紹介するシートを

先生と一緒に作成しました。

 

なかなか見た目では分かりにくいことを

紹介シートにまとめておくと

今後、初めて息子と関わる人達にも

息子の特性を

スムーズに伝えられるので

1年間かけて完成させました。

 

実際に、小学校入学の時に

この時作った紹介シートをまとめて

レポート用紙に記載し

担任の先生へ渡しました。

 

私はどうしても否定的に記載してしまうと

先生から指摘され

一緒に訂正を重ねたことを思い出します。

 

例えば、私は息子のことを

「集団生活が苦手」と

記載しましたが、先生は

「少人数での活動であれば参加できる」と

言いかえてくれました。

「コミュニケーションが取れない」と

私が書くと、先生が

「仲の良いお友達や大人となら遊べる」と

直してくれました。

 

「お母さん、前向きにいきましょう!」と

先生は励ましてくれました。

私が1人で紹介シートを書いていると

どんどん後ろ向きに

暗くなってしまう時がありましたが

先生の励ましにとても助けられました。