届かない青空に手をのばして

自閉症スペクトラムの息子とシングルマザーの日々のこと

加配の先生

加配の先生について

臨床心理士の先生に相談すると

息子にとってはとても良いことだと

喜んでくれました。

 

保育園側のやり方に

不信感を抱きつつも

息子にとって良い環境になるのならばと

私もしぶしぶ納得したつもりでした。

 

しかし、新年度になり

担任の先生が発表されても

息子の加配の先生らしき先生は

見当たりませんでした。

 

昨年度と同じ人数の先生が担任です。

息子に先生が付き添ってる様子もなく

今までと同じような環境での

保育園生活でした。

 

あんなに嫌な思いをしてまで

申請書を記載したのに

加配の先生はつかなかったのだろうか。

保育園から報告があっても良いのに。

 

いくら待っても

保育園側からは説明がないので

自分で確認することにしました。

 

すると、先生0.5人分の加配が

つきましたとのこと。

新しい先生を雇用したのではなく

今までいる先生を加配分として

処理したようです。

 

保育園にいいように利用された

気持ちになりましたが

これが現実なのだと思いました。

 

保育園側から療育センターの話を

聞きたいと言われることもなくなり

面談をすることもなくなり

もう我が家には用はないのだと感じました。

 

保育園への気持ちが

どんどん冷めていきましたが

最初の保育園はもっと環境が悪く

2ヵ所目の保育園だったので

耐えることができたのだと思います。

 

結局、息子の加配の先生という

特定の先生はいないまま

卒園まで過ごしました。